flensted mobiles
フレンステッド・モビール
モビールとは、紙やプラスチックのような軽い素材を糸などで吊して、バランスを取って安定するようにしたもの。
微妙な空気のながれで、回転・変化する芸術作品です。
フレンステッド社は、世界的にも有名なデンマークのモビールメーカー。その幻想的なモビールの動きと優しいデザインは、インテリア空間をよりおしゃれに、楽しいものにしてくれます。 また、見ているだけでイマジネーションを刺激するので、お子さんから大人まで年齢を問わず愛されています。

優美さと、色彩と、独創性とー
冬の長いデンマークは、室内の娯楽として、糸でつるす紙かざりの工芸が発達しました。これを現代的なデザインへと発展させたのが、クリスチャン・フレンステッドと、グレーテ・フレンステッドの夫妻です。1954年以来、斬新で独創的なモビールを次々と発表し、今や世界中で「大人の遊び心をくすぐる、動く装飾品のクリエイター」としてその名を広く知られるようになりました。

昔話をひとつ
フレンステッド夫妻が発表した第一号のモビール「コウノトリ」は、大ヒットとなり、今では世界中でその翼を羽ばたかせています。現在では、息子のオーレ・フレンステッドとその妻オーサが引き継いで、「宇宙空間研究所」と銘打った仕事場から、斬新で独創的なモビールを次々と発表しています。
時代をこえて
フレンステッドのモビールすべてに共通することは、時代に左右されないという点。デザインのテーマは実にさまざまで、鳥や魚や象など、あらゆる形が映し出されます。中でも象はフレンステッド・モビールのシンボルとなりました。”フレデリクス・ミーネ”の屋根にはカラフルな象が列をなし、また最大のモビール作品「アエリス・エレファンティス」では、気球の周りに12頭の象が飛んでいます。